ブルガダ症候群


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3.ブルガダ症候群の特徴

公開日 2012年11月2日

(1)特徴的なブルガダ様心電図の出現

12誘導心電図のV1、V2、V3誘導の心電図に特徴的なブルガダ波形を示します。ブルガダ様心電図が出現した場合、致死的な不整脈である心室細動の発生リスクが有るのか無いのかを事前に検査します。ブルガダ様心電図の出現があれば、突然死を未然に予防する処置をとることができます。

しかし、ブルガダ様心電図は常時出ているわけではありません。出たり出なかったりです。受診時にとる心電図は、15秒ないし30秒間程度の記録に過ぎません。心電図に現れなければ診断されません。

何も異常を感じない無症候性であれば受診する事も無く心電図をとる機会にもめぐり合いません。健康診断でたまたまブルガダ様心電図がでれば要受診などの指示が出るでしょうが、そう言うこともなければ発見される事もありません。

ブルガダ様心電図があっても心室細動が出ない人も多くいるわけですからむやみに恐れる必要はないと思います。ただ、ブルガダ様心電図がでれば治療が必要なのかどうかの診断を得ることができ突然死になる可能性は非常に少なくなります。

(2)心室細動の出現時期

発作は、夜中から早朝にかけて起こりやすい。

(3)遺伝する可能性あり

ブルガダ症候群のうちナトリウムチャネルの遺伝子異常が18%〜30%あるそうです、残りの70%〜80%は、原因不明で他の遺伝子異常かその他の関与といわれています。

(4)ほとんど男性に発症する

ブルガダ症候群の9割は男性です。

(5)発症年齢は30代〜40代

30代から40代にかけて発症のピークがあり、平均発症年齢は45才です。

(6)悪化させる抗不整脈薬がある

不整脈を予防したり停止させてりする抗不整脈薬の中には、ブルガダ症候群を悪化させるものがあるようです。そのため、現在では、ICD(植込み型除細動器)が最も良い治療法と考えられています。

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