心房細動(af)


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1. 心房細動とは

公開日 2012年11月2日、更新日 2014年7月11日

心房細動心電図

心房細動とは突然に心房が1分間に350〜600回の無秩序な痙攣を起し、心房全体が細かく震え正常な収縮と弛緩ができなくなる不整脈です。加齢と共に増え60歳以上の方に多く見られます。


心房細動の起こる原因は、心房性期外収縮や心房や肺静脈から発生する異常な電気が心房内で無秩序な電気的な旋回(リエントリー)となるからのようで、心電図ではP波が消失し、基線に心房細動の波f波が現れます。


心房細動の症状としては、房室結節の伝導が正常ならば心拍数は多くなり、100〜160/分の頻拍になります。

房室結節に障害があって電気の伝導が悪い場合には、脈の乱れはありますが心拍数は正常範囲となるようです。その場合は、徐脈性の心房細動となるようです。

心房細動のために心臓から出る血液量は約2割ほど減少するため息切れや胸の違和感が発生します。これが続くと心不全になる可能性もあります。

また、左房内に血液のよどみが生じ血液の塊(血栓)が生じやすくなります。血圧が高いとこの血栓が飛びやすくなり、飛ぶ場所によっては脳梗塞や心筋梗塞になる可能性があります。


心房細動の原因となる疾患としては、心臓弁膜症、虚血性心疾患、高血圧性心臓病、心筋症、高血圧症、糖尿病、甲状腺機能亢進症、貧血、低カリウム血症などが挙げられます。
また、明らかな心疾患を有さない場合でも飲酒や喫煙、過労、ストレス、暴飲暴食、睡眠不足なども原因であるといわれています。


心房細動の種類は、3つに分けられます。
  1. 発作性(一過性)心房細動

    突然起こり7日以内には自然に治る。

  2. 持続性心房細動

    7日以上持続するが薬剤で治る。

  3. 永続性心房細動

    いかなる方法でも治らない場合、すぐに再発する

そして、発作性(一過性)心房細動を繰返すうちにやがて持続性・永続性の「慢性心房細動」に移行していくようです。

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